国際グラフ(THE INTERNATIONAL GRAPH)2006年2月号|福岡のホームページ制作会社

国際グラフ(THE INTERNATIONAL GRAPH)2006年2月号

「国際グラフ」掲載記事 対談: 代表取締役 尾崎 剣 × ゲスト 清水 章吾 (俳優)
アクセスを大幅に増やして業績向上!独創的な感性で各種HPを制作
清水 (有)昭和マーケティングシステムズさんをお訪ねしています。早速ですが業務内容を教えてください。 ※現在は(株)昭和マーケティングシステムズ
尾崎 ホームページ制作、マーケティングリサーチ、ソフトウェア開発、メディアプロデュースなど、ブロードバンドやインターネット上での総合的なソリューションビジネスを展開しています。
清水 会社設立までの経緯をお聞かせ願えますか?
尾崎 実は私はもともと俳優志望で、上京して数年間働きながら養成所に通っていましてね。その傍ら趣味でインターネットやパソコンを触っていたのですが、それにビジネスの可能性を見出し俳優を諦めてIT関連での独立を決意、3年前に帰省して合資会社を立ち上げました。事業が軌道に乗ったことを機に平成17年5月、有限会社に変更し新たなスタートを切った次第です。
清水 お若い社長が社名に「昭和」の文字を冠しておられるのは興味深いですね。事業を始められて3年が経ちましたが、事業は計画通りに進んでいますか。
尾崎 成功したのかどうか自分では判断できませんが、妹達に経理を手伝ってもらいながら私一人で始めた仕事が今では社員20人の会社に成長しましたので、自分が思い描いた道を辿って理想とする位置にこられたのではないかと思っています。必ず成功するとの信念を崩さず、重要な場面では勝負に出ながらここまで全力で走ってきたように思います。
清水 ITというと東京の会社というイメージがありましたが、東京ではなく福岡で起業されたのはなぜですか?
尾崎 生まれ故郷ですので愛着があり、独立して会社をつくるなら福岡でと最初から決めていました。
清水 クライアントもやはり地元の方が多いのですか。
尾崎 ところがそうでもありません。業務の半分以上はホームページの制作依頼ですが、東京からの受注が7~8割を占めています。東京でも福岡でも大差なくビジネスを展開できるのがIT関連のメリットだと思います。
清水 昨今では同業者が増えているようですからその分オリジナリティーが重要になってくると思うのですが、御社ではどのような方法で独自性を打ち出しておられるのでしょう。
尾崎 クライアントさんから依頼を受け、希望を聞いて制作・完成へと進むのが一般的な流れだと思いますが、当社では制作過程を依頼主様にすべて公開し、変更などがある場合はその都度微調整を致します。こうすることでとても満足度の高いホームページに仕上がり、完成後の問題も一切発生しません。他にはないサービスだと自信を持っています。また価格については大変リーズナブルに設定しております。
清水 では、どのような顧客層をターゲットにされていますか。
尾崎 特別に絞り込んではいませんが、これから会社を立ち上げようする方からご依頼を頂くことが多いです。その場合はホームページ全般を手掛けさせて頂くこともありますし、また自治体関連の施設からのご依頼も多数頂いてます。基本的に営業活動はしておりませんが、有り難いことにご紹介が続いて途切れることはありません。今やホームページは業績を左右する重要なツールですから定期的なリニューアルも含め、スタッフ共々責任の重さを感じながら制作に取り組んでいます。
清水 いかに多くアクセスしてもらえるホームページを提案できるか、企画力や発想の斬新さも問われるのでしょうね。
尾崎 お客様のご要望を伺って、それに私どもの感性や個性を乗せて仕上げていますので、時には双方の意見が対立することもありますが、より良いものをつくるにはこういう摩擦も仕方がないのではと考えています。仮に1日のアクセス数がゼロのホームページがあったとして、私どもが請け負った場合にはそれをまずは100件に増やし、引いては2,000件にすることを1つの目安としてお客様にご了承頂いています。
清水 日に2,000件はアクセスはたやすい数字ではないでしょう。
尾崎 そうですね。確かに難しい数字ですが、かと言って決して不可能な数字でもありません。1人が見るとそこから一気に広がっていくのがインターネットの面白いところだと思います。
清水 スタッフの皆さんはお若くオフィスに活気があふれていますが、どの点に基準を置いて人材を選ばれたのですか。
尾崎 募集に際しては年齢や職歴に関して何の制限もしませんでしたが、私が1点こだわったのは「目が輝いているかどうか」です。その結果平均年齢25歳という若い職場になったのです。
清水 勢いがあり、これからの事業展開が楽しみな会社との印象を持ちました。
尾崎 ありがとうございます。利益より信頼や人間関係を重視しながら誠実に一つ一つ実績を積み重ねてまずは福岡県一を、そして将来は日本一、世界一の企業を目指し、その達成に邁進したいと思います。
清水 昭和と名の付く企業が世界一になるのも面白いですね。
  スタッフと清水 章吾さん
  ↑弊社スタッフとの記念撮影